CANプロ

最終通し稽古BY元山留美子

こんにちは!元山留美子です。
いつものことですが、本番月に突入すると物凄い早さで日々が過ぎていきます。準備万端とは行かず、心が焦るばかりです。
今回の台本「母の法廷」で、作者である高橋いさをさんは何を伝えたかったのか…。理屈でばかりで考えていた私は当初チンプンカンプンで、まあ言ってることは分かるけど…、その先は? という、どん詰まりの状況でした。が、私の大切な友人がそれを解決してくれたのです。その友人はつい最近、初めてかわいい男の子を産みました。久々に会ってご飯を食べた時、彼女の顔付きが変わっていたのです。あ…、母になるってことは理屈の範囲に無いんだな…と実感をした瞬間でした。「母という生物」その物に変化をするんだと。こうして台本を読み返してみると、何となくですが、高橋いさをさんが描きたかった先が見えてきたように思えました。
なんだか友人が恋しくなってきました…また早くご飯に出掛けよう♪

さてさて、役者のみんなは高橋いさをのメッセージをどう受け取ったのかな? 皆さまどうぞ楽しみに観にいらしてください。私は裏方として、舞台を見守ります。

 

通し稽古BY堀田志穂

こんにちは。今回、弁護士の役をやります堀田志穂です。

年が明けたと思ったらもう半年近くが過ぎました。日々が過ぎるのは早い! 今、世間では「はしか」が流行ってるみたいで体調管理はしっかりしなきゃと気を引き締めております。

短い時間の中で繰り広げらる様々な心理戦! 今まで使ったことのない言葉が沢山あって、始めた当初は本当に混乱の連続でした(笑)
今まで使ってない言葉を使っていると、テレビのニュースでその言葉が出てきたりすると反応したりして、興味がなかった事件も自然と聞き入ったりするのは不思議なものです。ま、知らないことだと素通りしてしまうのかもしれませんね。

もう本番は目の前です! 沢山のお客様に楽しんでいただけるよう、日々積み重ねて行きます!
是非、劇場へ足を運んでいただけたら幸いです。

 

立ち稽古終盤BY国米貴代美

今回、女3、検察官をやらせていただきます、国米です。

あっとゆう間に稽古終盤になりました。いつもより何故か早く感じます。年をとると月日が経つのが早いと言いますが、年をとったからこんなに早く感じるのでしょうか?

本番が近づき、稽古場は緊張感が増し、毎日の稽古は白熱しています。

5月といえば、母の日ですね!
毎年プレゼントしてるのですが、5月は毎年稽古なので、去年は気がついたら1日すぎていて、もうカーネーションが売ってなくてショックでした!
1日過ぎると売ってない事を学習したので、今年は去年の失敗を踏まえて、かなり前もって注文しました! 去年より成長しました! 役者としても常に向上心をもち、成長していきたいです。

本番まであと、もう少しです!
お客様に「観に来て良かった!」と思っていただけるように毎日の稽古に励みます!

 

制作BY香月絢交

こんにちは! 甥っ子に姫ー! と抱きつかれると癒される香月 絢交です。
本番も迫り、稽古も一層緊張感が増してきました。役者がとても一つ一つ丁寧に、真剣に進めている感じがして、おーいいね! と一人でニタニタしておりました。まだ、まだ、ここから各役者が試行錯誤して作りあげていくのですが、劇団としての新しい希望を感じました。一つ先を目指して進んで行く役者をみなさーん!応援して下さい!

 

立ち稽古BY滝沢美音

女1役の滝沢です。
今回は裁判劇! 誰かの一生を決めてしまう大事な場面だからこそ生まれるドラマや緊張感がある。思うのですが、傍聴席という誰かの目があるなかで検事と弁護士が争い、さらに証人が入れ替わったりして、裁判の進行と共に場面が変わる……。お芝居と同じものを感じます。ドラマや映画で法廷劇が多いのもわかる気がします。

さて「母の法廷」ということで、今回の登場人物はみな「母」でこの裁判に携わっている。裁判の「構成員」であり、そしてまた家庭をもつ「母」である彼女たちをぜひ観てもらいたいです!

本番は5月下旬。あと1ヶ月、もう少々お待ちください!
寒かったり暑かったり毎日目まぐるしいですが、どうぞご自愛くださいませ。

 

制作 BY岡島直子

若い頃から、親というものを、母というものを大事にせず生きてきました。いるのが当たり前、やってもらって当たり前、などという態度でした。
自分が母親になっていろいろ見えてきたことがあります。毎日の育児の中で、子供にいつか感謝してもらいたいなどとは思うことはありません。冗談でいつか返してくれと言うことはありますが。
子供が親を頼り、親が子供を守るのが当たり前、と親の立場から強く思うのです。これは私の親も同じ気持ちではなかろうかと思い至り、子供の立場から改めて感謝し始めています。

この作品には母親たちがそれぞれの立場で出てきます。台本を初めて読んだときはグッとくるものがありました。前回のシングルマザーズといい、母親ものが続きますね。
いろんな母がいて良い、いろんな家庭があっていい、いろんな生き方があって良い、そんな現代を生きる私たちが、時代を超えて変わらないのは、「母」という存在であると痛感させられます。
法廷という重い舞台、なかなか役者も苦労しそうですが、見応えのある作品になりそうです!
楽しみにしていて下さい!

 

立ち稽古 BY笹森聖乃

なんと今年から花粉症デビューしてしまいました…。こんにちは、笹森聖乃です!
昔から自分は花粉症にならないぞ~という根拠のない自信だけでこの何十年生きてきたのですが、そんな私の自信虚しくフッツーになってしまいました(笑)まるで自分の鼻が閉まらない蛇口になってしまったかのように毎日鼻水が止まりません。あまりの痒さに「鼻いらね!」と何度叫んだことか…。どんな花粉症も寄せ付けない最強の薬が発明されるのを願っています…。

さて、私が花粉症と格闘している間に稽古は立ち稽古に入りました。今回のお話の舞台は「法廷」です。立ち稽古では法廷のあの空気感をどう表現するのか、そこに今、必死に取り組んでいます。色々な人の色々な正義がぶつかり合う法廷…。難しいです。この「母の法廷」を読んでいると人間は本当に複雑な生き物だなあと改めて思います。だからこそ面白いのですが!

私がCANプロに入って四年目に入り、家にある台本の量も少しずつ増えてきました。今回の台本は今までやったことのない作品。そして私の役である「女4」も色々な意味で経験のない役です。この女4という役を通じて自分の役者としての幅を広げていけるよう本番まで突っ走りたいと思います。
舞台で皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

 

制作BY河野志保子

タロファ~!

サモア語での挨拶です。最近憶えました。使ってみたかっただけです。意味は無いです。
さて、DIY公演と言う事ですが。いろいろ試行錯誤しながら進めています。本当に手探りです。
本番を思うと正直冷や汗ものです。
ですが、劇団も回数を重ねれば成長します。これからも、もっと成長します。それに合わせて、
稽古や運営の仕方も変えて行かなければなりません。変化を恐れるのではなく、楽しみたい
と思います。

本番に向け、皆様に喜んでいただける作品になるよう、全力で稽古に励んでまいりますので、
何卒ご来場下さいますようお願い致します。
<(_ _)>

 

稽古初日BY岩元絵美

こんにちは。スタッフの岩元絵美です。いよいよ、初のDIY公演が始動し始めました!
DIYとは…?ですよね。
そう「Do It Yourself」!!「自身でやる」です。
今回はいつもお世話になっている外部スタッフさんの手を借りずに、自分たちで作り上げる公演となっております。
正直どうなるか、まだ予想がつかないですが、劇団員一同頑張って参ります!

さて。本日は稽古初日でした。キャストが発表され、読み合わせです。
今回の舞台は法廷。慣れない用語が沢山有り、みんな四苦八苦しておりました。普段のCANプロとはまた違った空気感の作品なので、どう作られていくか楽しみです。
皆さんも、是非楽しみにしてくださいね^ ^
よろしくお願い致します!

最終通し稽古BY元山留美子

肌寒い季節になり毎日湯タンポの日々を送っています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて「20周年記念公演」と銘打つ今回公演の稽古も佳境を迎えています。
いつだって本番という日のために逆算をして稽古をしていくのですが、毎度のことながらこの逆算が上手くいかない。「あーもっと稽古時間がほしい」と思うことばかりで、「稽古はもういらない、満足満足」などと思ったことはこの20年間で一度もありませんでした。台本は素晴らしく面白い。スタッフの方々も完璧。そして今回は客演をお迎えしている。プラスの要素が満載です。あとは私がしっかりとまわりを感じて、前のめりの芝居ばかりをしないこと。私の芝居人生も佳境を迎えた、とお客様に思っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。

皆様と劇場でお会いできることを楽しみにしております。

 

通し稽古BY野田裕

ご縁あり、今回参加させて頂く事となりました。
劇団CANさんの座組メンバーが作品づくりの中で日々、壁にぶつかりその度に個々の課題に取り組んでいるお姿に自分も刺激を受けております。

どこにでもありそうでもその心の内側、人間関係は一筋縄ではいかないもので、そこにある葛藤というものは本人にしかわからないところがほとんど。
そういった人が他人に見せない・見られることがない部分に迫り、お客様にお観せするために演じるというのがやはり俳優の仕事だよなと、稽古の中で考え続ける日々に感謝しております。

お客様に楽しんで頂ける作品になってきています。
劇場で、どうぞご覧下さいませ。

 

通し稽古BY滝沢美音

すぐそこまで本番が近づいてきました。
稽古期間に入ると本番まであっという間です。一週間が過ぎるのがなんと早いことか…。

先日、何回目かの通し稽古がありました。
今回Wキャストということで、自分の出る通し稽古も普段より少ないのですが、一回一回大事にしなきゃと思うあまり、目眩がするほど過剰に緊張してしまいました。

最近同じような場面に遭遇したなと考えていたら、ワクチン接種の、仕切り越しで注射の順番を待つ瞬間と同じだなと気付きました。(ちなみに私は注射が大変苦手です。終わった瞬間半泣きになりました。)
本番でもこんな緊張することなんてないので自分でもびっくりです。とはいえ、あまり良い緊張の仕方ではないので上手くコントロールしたいなと思います。

この舞台は2000年後半の設定です。2000年以降だとつい最近、と私は考えてしまうんですけど、もう10年以上も前、掘り下げるとあんな事もこんな事もあったなとか、昔はそうだったなとか、確かに時代は流れているのだと感じます。
芝居で昭和初期とか70年代80年代とかいろんな時代をやりましたが、自分の生きてきた時代もこんな風にカテゴライズされていくんだと思うと不思議な気持ちになります。

そんな日々移り変わる中で、変わらないものは何か、普遍的なテーマは何かということを芝居を通してお届けしたいと思います。

是非ご期待ください。劇場でお待ちしております。

 

制作BY堀田志穂

皆さん、お元気でお過ごしですか?今回は裏方です。

季節はどんどん変わり、あっという間に寒い季節になりました。早っ!
いろんな事が起きても、日々は過ぎていくんだなぁと改めて思います。当たり前ですけどね(笑)
でも、その「当たり前」を当たり前のまま過ごしていたら、つまんない人生だなって感じるようになってきて、全力疾走だ! と思うようになりました。もっと若い時に気づいていたら…と後悔です。

このご時世にお芝居をやれることに感謝しながら、本番に向かって日々稽古も全力疾走です!
「とんでもない女」。題名を聞いただけで、何をやらかすんだ⁈ と想像は膨らみますが、内容は観てのお楽しみです! すっごく面白いのは間違いありません!
是非、劇場へ足を運んでいだだけたら幸いです。
お待ちしております!

 

制作BY国米貴代美

こんにちは!

10月下旬になり、だいぶ寒くなってきましたね。
皆さん体調は大丈夫でしょうか?

稽古開始してから1ヶ月位経ちました。
置き道具、小道具、衣裳等など毎日色々な物が決まってきています。
素敵な舞台が出来上がってきていますので、本番で皆様に観ていただくのが今から楽しみです。

毎公演色々な調べる事があるのですが、今回公演でも勿論沢山あり、一般企業の仕組、当時と現代の違い等、日々色々な発見があります。

今回の作品「とんでもない女」、題名を聞いただけで、何かとんでもない事が起きそうでワクワクして面白そうな感じがしますね。
内容も期待を裏切らずとても面白いです!
また面白いだけでは無く、田舎の政治や習慣等など色々と考えさせられる事も沢山あります。

いよいよ稽古が出来るのも後1ヶ月位になってきました。
劇団員一同、本番にむけて良い舞台を作る為、邁進しています。

是非皆様劇場に足をお運び下さい。
お待ちしております。

制作BY箱田怜音

こんにちは。2回目参加の箱田です。

立ち稽古が始まって少し経ち、段々とセットが浮かび上がってきました。演出家の「ここにこれを置く」という一言に、毎回「おおっ…!」となる自分です。

このままゆっくりといつもの日常に戻れることを祈っています。皆様どうかご無理はなさらず、お身体にはお気をつけください。前回と同じく新生館スタジオにて、笑顔でお待ちしております。それでは。

 

顔合わせ&キャスティングBY国米貴代美

こんにちは、国米貴代美です。

本日顔合せ、キャスティングがありました。
初めて読み合わせをしたのですが、とっても面白く、感動するお話だとあらためて思いました。
これから稽古をするのが楽しみです。

田舎での生活に憧れる人は多く、コロナ禍で田舎に移住を考えている人も沢山いらっしゃると思います。
田舎の良いところだけでは無く、問題点も描かれている所も面白く、考えさせられます。

今回も前回と同じ中板橋新生館スタジオにて上演いたします。
当日皆様にお会い出来る事を楽しみにしております。

最終通し稽古BY元山留美子

こんにちは、元山留美子です。
皆さん、思い思いでお過ごしのことと思います。
コロナ禍、CANプロが公演を打つことを決めてからもうあっという間に本番間近となって参りました。感染対策に重きを置く稽古はどんなものかと心配でしたが、皆、お互い律する環境は守れていると思います。

さてさて、私という人間はかなりひねくれています。善人がたくさんいる世界などあるわけないじゃないかと、日々思って生きています。それは、「生まれ育った環境」のせいなのか、もともと持っている「気質」なのか……。
しかし、どう考えても私の生まれ育った環境より劣悪な娘がひねくれていないんです! これは私が演じる「希望(のぞみ)」という役の話しなのですが、よくもまあ腐らないで生きているなと感心してしまいます。環境でないならば、これは明らかに彼女の「気質」なのでしょう。私はそれを台本から読み取るまでにとても時間がかかりました。決して腐らないという健気さは、必ず人の心を打ちます。この根幹をどうにか演じきりたい。残り少ない本番までの時間を無駄にすることなく、彼女と向かい合いたいと思います。
それでは、皆さま劇場でお待ちしております。

 

制作BY岩元絵美

こんにちは。岩元絵美です。
今回、脚本を書かせていただきました。
昨年上演予定だった本作品。1年越しに日の目を見れそうで嬉しい限りです。

稽古もいよいよ佳境です。
自分の人生に影響を与えてくれる人。
それなりにいるとは思いますが、大きく人生が変わる人との出会いはそれほどない。そんな人と出会えるのはものすごく奇跡的な事なんじゃないかなと。
今日の通し稽古を観ながら、そんな事を改めて思いました。

何かと大変なこのご時世。上手く行かなかったり間違ってしまったりする事も沢山ある。でも、人と出会い、影響し合う事で希望が芽生える。
そんな希望を感じて劇場を後にしていただけたら……と思っています。
それでは、劇場でお待ちしております!

 

通し稽古BY堀田志穂

小島理香役の堀田志穂です。

近頃、曜日や日にちが分からなくなる。加えて、さっきやろうとしてたことまで直前に忘れてしまう。歳のせい? 疲れなの? と考えてしまうが、その時は一呼吸置いて冷静になる。慌ててる時は深みにはまってしまうから。

今回の「お月さまの悪戯」。コロナ渦の中、やっと上演できる! 去年は色んな方に「お芝居どうなってるの?」とかお声を掛けてもらいお気遣いいただきました。本当に嬉しかった。

沢山の人に感謝をして伝えたいと思い、本番に向けて稽古しています。今、出来ることをしっかりと!

 

通し稽古BY国米貴代美

お久しぶりです、国米貴代美です。
公演を行う事も、稽古場日記を書くのも2年ぶりになってしまいました。

この一年でコロナにより世の中の状況が色々変わっていきましたが、このような状況のなか、公演を行える事、いつもの様に毎日稽古を毎日行える事はとても嬉しい事です。

人生において決断しなければならない時はイロイロありますが、女性にとっては「結婚」「妊娠&出産」は大きい事だと思います。
どちらも非常に喜ばしい事ですが、同時に不安や葛藤もそれぞれにあると思います。

お客様に楽しんでいただけますように、毎日の稽古を励んでおります。
皆様のご来場をお待ちしております。

立ち稽古・終盤戦BY滝沢美音

前回公演はキャストについていなかったので、私にとっては2年ぶりの出演になります。世間は相変わらず騒がしいですが、私たちはひたすら稽古を続けております。

小道具や衣裳などの必要な物の買い出しに出かけると、シャッターが閉まっているお店がびっくりするくらい多いです。一年でこんなにも街の様子が変わるのですね。

昨年の今頃は公演を見送る見送らないの選択と、世間の動向が目まぐるしく変わり、とても苦しかったのを覚えています。今も状況は変わっていないかもしれませんが……それでも本番ができることは非常に嬉しいです。ぜひ劇場でお待ちしております。

 

制作BY河野志保子

ご無沙汰しております。

最後の公演から、まさかこんなに期間が空くとは思いませんでした。
世の中何が起こるかわかりませんねぇ。

それでも稽古はノンストップです。今日も何やら小道具が届きました。小道具と言うにはちょっと大きく、限られたスペースの中かなり場所を取りますが、本物を置くと稽古も見栄えがしますね。
テンションが上がります。体調にはくれぐれも気をつけて、一日一日の稽古を大事にして皆さまをお迎えしたいと思います。

劇団C A Nプロは皆様に安心してお楽しみ頂けるよう、稽古の段階から感染対策に最善を尽くしております。
劇団員スタッフ共々、皆様のご来場をお待ちしております。

キャスティング&顔合わせBY箱田怜音

初めまして。昨年10月に入団しました準劇団員の箱田怜音と申します。不束者ですが、皆様どうぞよろしくお願い致します。

4月公演「お月さまの悪戯」の顔合わせとキャスティングを行いました。スタッフの方々を交えての台本の読み合わせ・ キャスティング発表という流れです。一人で読む時に感じた台本の印象と、実際に読み合わせて感じる印象は大きく違います。演出家が言うには「役者は台本の雰囲気を裏切れる」そうです。
ここからまた想像も出来ないところに舞台が展開していくんだと思います。コロナ禍ではございますが、この楽しさを出来る限り沢山の人と共有したい、そんな気持ちでいっぱいの箱田です。

最終通し稽古BY元山留美子

みなさん、こんにちは!
いや~、くしゃみが止まりませんっ(笑)
寒暖差アレルギーというやつで、どうやら自律神経の問題だそうです。つまり、自分の意思でどうこう調整できない部分の問題になるのですが…、今回の舞台になる「藤木家」もまた同じではないかなと思います。私は長女のミドリを演じますが、ミドリ自身どの家にどの立場で生まれ落ちてくるかは神様?の次元の話で、これまた、自分の意思でどうこう調整できる部分ではありません。でもじゃあ、「仕方ない」とほっとけば良いのかと考えると、そうでもない気がしてきます。なぜなら【まほろば】と題名にあるからです。「素晴らしい場所」という意味を持つこの言葉ですが、それこそがこの台本の光であるような気がします。

どんな場所だって、自分の努力さえあれば素晴らしい場所にできる。
素晴らしい場所にしなさい。
そんな風に背中を押されている気がしてなりません。
さて、私が演じますミドリは、それを成すことができるのでしょうか。続きは劇場で…。

皆様どうぞ観にいらしてください\(^^)/
元山留美子でした。

 

通し稽古BY岩元絵美

こんにちは。キョウコ役の岩元絵美です。
今回、約3年ぶりに出演させていただきます。

あっという間に時は過ぎ去り、気付けば稽古は終盤戦。本日は、稽古場に小道具などを搬入してからの稽古でした。着々と本番に向かって進んでおります。

さて。芝居に従事して早数年。気付けば周りの友達はお母さんになっていました。と同時に、妊活中の友達も沢山います。
妊活って本当に大変なんですね。そして、彼女たちの話を聞いていると、こどもが出来る確率ってかなり奇跡的なのです。でも、そんな奇跡が世の中には沢山起こっていることが不思議に感じる今日この頃。
どうか、赤ちゃんを望んでいる方に奇跡が訪れますように。

そんな事をつい考えてしまう今回の作品。是非楽しんでいただければと思います。
劇場でお待ちしております!

 

稽古終盤戦BY堀田志穂

こんにちは。今回ヒロコ役を演じる、堀田志穂です。

もうすっかり秋。皆さん体調は大丈夫ですか?
本番まであと少し。劇団員一同、本番に向けて邁進しています!

今回は田舎の由緒正しき?本家での家族のお話。田舎育ちの私は理解できる話が色々含まれていて、昔のことが思い出されることがしばしば。まぁ、今でもいろんなことが田舎では続いてますが、悪いイメージは持たないでください! 良いところもたくさんあるんです!!何が悪いのかはご想像にお任せしますが、田舎ならではのことなので(^_^;)
母親の役なので、今更ですが自分の母のことがわかる部分もあって、あの時はこうだったんだなぁと感じます。

皆様、是非劇場へ足をお運びいただけたら幸いです!

 

制作BY香月綾交

先日はじめて甥っ子様の運動会に参加しました。
他の子供達よりも小さい王子にショックを受けながら一番前にカメラを構えて全力で応援! ヨチヨチ歩きの時から熱を出しては一日中抱っこをして預かっていたので私にとっては産んではいませんが、自分の子供と同じです。
今回の公演内容は私にとって身につまされる思いです。ハァー

そんな事を思いながらこの時期のお仕事はペンキ塗り! 思った以上に綺麗に仕上がってホッとしました。こうして細かいところまで作り上げる事が好きです。
役者もこれからまだまだ細かい調整をして本番を迎えますので、楽しみにして下さい。

 

制作BY河野志保子

ねぇさん! 事件です!(古っ!)

劇場が変更になりました。来年とかの話じゃないです。
初日まであと一か月切った、あの劇団CANプロ公演vol.28「まほろば」の会場です。劇場側の拠無い事情があったようですねぇ。

な~んて呑気な事を言っている場合では無く、本番間近の会場変更と言う事で、諸業務が発生、その対応に若干冷や汗なんかかいちゃったりしつつ何とか処理完了、事なきを得ました。
良かった良かった。
ま、あれですな。生きていればこういう事もあるって事で。

皆様におかれましてはご心配をおかけしましたが、劇場が変更になった以外はすべて予定通りですので、安心してご来場ください。おまちしておりま~す!

 

立ち稽古②BY国米貴代美

上着が必要なくらいにだいぶ涼しくなってきました。今年は雨や台風が多い気がします。
こんにちは、国米貴代美です。

結婚について、今は男も女も非婚を選ぶ人が増えたとニュースで見ました。少子化も進んでいます。
このお話の舞台は田舎の代々続いている由緒正しい名家なので、背負っているものが違い、現代人みたいに非婚なんて選べないのかもしれません。
女の生き方について、話ずらいことも女だらけの家族たからこそ、突っ込んで話しています。
女性はもちろんですが、男性の方が、自分が絶対に体験出来ない事なので、かえって興味深く楽しんで見れる作品かもしれません。

毎日稽古をしていて、客観的に見て本当に面白いのか、どうしたらもっと面白くなるのか悩み、日々取り組んでいます。
衣裳や髪型、小道具なども徐々に決まり出して、それぞれの個性もはっきりしてきました。
稽古出来るのも、あと1ヶ月と少ししかありません。
足を運んでいだだいたお客様に、来てよかったと思って帰っていただけるように、取り組んでいきます。
劇場にてお待ちしております。

 

立ち稽古BY滝沢美音

ユリア役の滝沢美音です。
CANプロの本公演は一年半ぶり。気持ち新たに稽古を進めております。

長崎の、とある田舎町が舞台なのですが、この作品に出てくる「村社会」、特に登場人物のある一人がご近所や親戚との付き合いをとても神経質に考えているのが、最初は理解に苦しみました。
埼玉(一応、東京通勤圏内♪)で育った私は、そういうのが自分の経験にありません。調べたり読んでいるうちにわかってくるのですけど、同じ日本でも全然違うと驚かされます。
いろんな作品をやって、その都度調べものをしていきますが、毎回発見の連続です。

今回の作品は「まほろば」、素晴らしい場所、という意味。初めて聞いたとき素敵なタイトルだなと感じました。調べたらまほろば(まほら)、という言葉自体は日本書紀や万葉集の時代からあったそうです。

「なんでまほろばっていうの?」と思った方、CANプロの11月公演にぜひ足をお運びくださいませ!

 

稽古初めBY笹森聖乃

あの地獄のような暑さからやっと秋らしい季節になりましたね! 笹森聖乃です。

11月に本番を控え、ついに稽古に入りました。
今回の台本「まほろば」。これを私が初め読んだ時、女性にとても突き刺さる作品だなと感じました。女として生まれてきた以上避けられないテーマ、「出産」。
人ひとりがこの世に生まれるって、ふと忘れてしまいがちですが、もの凄いことなんですよね。歩いて喋って思考を持つ生き物が、自分の身体から生まれる可能性があるなんて未だに信じられないです。女性の身体は神秘だなあとどこか他人事のように思ってしまいます。

けれどそれが出来るのも永遠じゃない。女としての限られた時間だからこそ、私たち女性は選択していかなければならないんだなと。それはもしかしたら明日かもしれないし五年後かもしれない。
この台本ではそんな女たちの葛藤が、そりゃもう明け透けに描かれています。生々しい女たちのやりとりや容赦なく飛び交う言葉のナイフに、読んでる私もグサグサグサグサ…。女性には特に、いい意味でも悪い意味でも突き刺さる作品なのではないでしょうか。
女にとって何が一番幸せなのか、改めてそんなことを考えてしまう作品です。

この作品の空気をどうお客様に伝えていくのか、それがこれからの我々の課題だなと思います。本番まで踏ん張っていきます! 11月、皆さまに劇場でお会い出来るのを楽しみにしています。

 

キャスティング&顔合わせ BY岡島直子

暑い日が続きますね。
さて、9月に入りました。
学生さんたちは夏休みも終わり2学期。
久しぶりに友達に会える嬉しい気持ちと、規則正しく続いていく日常への憂鬱を抱えて、始業式を迎える。

芝居の始まりは、それと少し似ているような気がします。
好きでやっている芝居だから、どんな風に作っていこうかワクワクし、それが果たして自分にできるのかと不安になる。
それでも始めないことには。
戦わなければ勝てない! 戦え! ということで。

CANプロもvol.28始動です!
ぜひ挑戦を観にいらしてくださいね