DIY公演vol.1「母の法廷」

最終通し稽古BY元山留美子

こんにちは!元山留美子です。
いつものことですが、本番月に突入すると物凄い早さで日々が過ぎていきます。準備万端とは行かず、心が焦るばかりです。
今回の台本「母の法廷」で、作者である高橋いさをさんは何を伝えたかったのか…。理屈でばかりで考えていた私は当初チンプンカンプンで、まあ言ってることは分かるけど…、その先は? という、どん詰まりの状況でした。が、私の大切な友人がそれを解決してくれたのです。その友人はつい最近、初めてかわいい男の子を産みました。久々に会ってご飯を食べた時、彼女の顔付きが変わっていたのです。あ…、母になるってことは理屈の範囲に無いんだな…と実感をした瞬間でした。「母という生物」その物に変化をするんだと。こうして台本を読み返してみると、何となくですが、高橋いさをさんが描きたかった先が見えてきたように思えました。
なんだか友人が恋しくなってきました…また早くご飯に出掛けよう♪

さてさて、役者のみんなは高橋いさをのメッセージをどう受け取ったのかな? 皆さまどうぞ楽しみに観にいらしてください。私は裏方として、舞台を見守ります。

 

通し稽古BY堀田志穂

こんにちは。今回、弁護士の役をやります堀田志穂です。

年が明けたと思ったらもう半年近くが過ぎました。日々が過ぎるのは早い! 今、世間では「はしか」が流行ってるみたいで体調管理はしっかりしなきゃと気を引き締めております。

短い時間の中で繰り広げらる様々な心理戦! 今まで使ったことのない言葉が沢山あって、始めた当初は本当に混乱の連続でした(笑)
今まで使ってない言葉を使っていると、テレビのニュースでその言葉が出てきたりすると反応したりして、興味がなかった事件も自然と聞き入ったりするのは不思議なものです。ま、知らないことだと素通りしてしまうのかもしれませんね。

もう本番は目の前です! 沢山のお客様に楽しんでいただけるよう、日々積み重ねて行きます!
是非、劇場へ足を運んでいただけたら幸いです。

 

立ち稽古終盤BY国米貴代美

今回、女3、検察官をやらせていただきます、国米です。

あっとゆう間に稽古終盤になりました。いつもより何故か早く感じます。年をとると月日が経つのが早いと言いますが、年をとったからこんなに早く感じるのでしょうか?

本番が近づき、稽古場は緊張感が増し、毎日の稽古は白熱しています。

5月といえば、母の日ですね!
毎年プレゼントしてるのですが、5月は毎年稽古なので、去年は気がついたら1日すぎていて、もうカーネーションが売ってなくてショックでした!
1日過ぎると売ってない事を学習したので、今年は去年の失敗を踏まえて、かなり前もって注文しました! 去年より成長しました! 役者としても常に向上心をもち、成長していきたいです。

本番まであと、もう少しです!
お客様に「観に来て良かった!」と思っていただけるように毎日の稽古に励みます!

 

制作BY香月絢交

こんにちは! 甥っ子に姫ー! と抱きつかれると癒される香月 絢交です。
本番も迫り、稽古も一層緊張感が増してきました。役者がとても一つ一つ丁寧に、真剣に進めている感じがして、おーいいね! と一人でニタニタしておりました。まだ、まだ、ここから各役者が試行錯誤して作りあげていくのですが、劇団としての新しい希望を感じました。一つ先を目指して進んで行く役者をみなさーん!応援して下さい!

 

立ち稽古BY滝沢美音

女1役の滝沢です。
今回は裁判劇! 誰かの一生を決めてしまう大事な場面だからこそ生まれるドラマや緊張感がある。思うのですが、傍聴席という誰かの目があるなかで検事と弁護士が争い、さらに証人が入れ替わったりして、裁判の進行と共に場面が変わる……。お芝居と同じものを感じます。ドラマや映画で法廷劇が多いのもわかる気がします。

さて「母の法廷」ということで、今回の登場人物はみな「母」でこの裁判に携わっている。裁判の「構成員」であり、そしてまた家庭をもつ「母」である彼女たちをぜひ観てもらいたいです!

本番は5月下旬。あと1ヶ月、もう少々お待ちください!
寒かったり暑かったり毎日目まぐるしいですが、どうぞご自愛くださいませ。

 

制作 BY岡島直子

若い頃から、親というものを、母というものを大事にせず生きてきました。いるのが当たり前、やってもらって当たり前、などという態度でした。
自分が母親になっていろいろ見えてきたことがあります。毎日の育児の中で、子供にいつか感謝してもらいたいなどとは思うことはありません。冗談でいつか返してくれと言うことはありますが。
子供が親を頼り、親が子供を守るのが当たり前、と親の立場から強く思うのです。これは私の親も同じ気持ちではなかろうかと思い至り、子供の立場から改めて感謝し始めています。

この作品には母親たちがそれぞれの立場で出てきます。台本を初めて読んだときはグッとくるものがありました。前回のシングルマザーズといい、母親ものが続きますね。
いろんな母がいて良い、いろんな家庭があっていい、いろんな生き方があって良い、そんな現代を生きる私たちが、時代を超えて変わらないのは、「母」という存在であると痛感させられます。
法廷という重い舞台、なかなか役者も苦労しそうですが、見応えのある作品になりそうです!
楽しみにしていて下さい!

 

立ち稽古 BY笹森聖乃

なんと今年から花粉症デビューしてしまいました…。こんにちは、笹森聖乃です!
昔から自分は花粉症にならないぞ~という根拠のない自信だけでこの何十年生きてきたのですが、そんな私の自信虚しくフッツーになってしまいました(笑)まるで自分の鼻が閉まらない蛇口になってしまったかのように毎日鼻水が止まりません。あまりの痒さに「鼻いらね!」と何度叫んだことか…。どんな花粉症も寄せ付けない最強の薬が発明されるのを願っています…。

さて、私が花粉症と格闘している間に稽古は立ち稽古に入りました。今回のお話の舞台は「法廷」です。立ち稽古では法廷のあの空気感をどう表現するのか、そこに今、必死に取り組んでいます。色々な人の色々な正義がぶつかり合う法廷…。難しいです。この「母の法廷」を読んでいると人間は本当に複雑な生き物だなあと改めて思います。だからこそ面白いのですが!

私がCANプロに入って四年目に入り、家にある台本の量も少しずつ増えてきました。今回の台本は今までやったことのない作品。そして私の役である「女4」も色々な意味で経験のない役です。この女4という役を通じて自分の役者としての幅を広げていけるよう本番まで突っ走りたいと思います。
舞台で皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

 

制作BY河野志保子

タロファ~!

サモア語での挨拶です。最近憶えました。使ってみたかっただけです。意味は無いです。
さて、DIY公演と言う事ですが。いろいろ試行錯誤しながら進めています。本当に手探りです。
本番を思うと正直冷や汗ものです。
ですが、劇団も回数を重ねれば成長します。これからも、もっと成長します。それに合わせて、
稽古や運営の仕方も変えて行かなければなりません。変化を恐れるのではなく、楽しみたい
と思います。

本番に向け、皆様に喜んでいただける作品になるよう、全力で稽古に励んでまいりますので、
何卒ご来場下さいますようお願い致します。
<(_ _)>

 

稽古初日BY岩元絵美

こんにちは。スタッフの岩元絵美です。いよいよ、初のDIY公演が始動し始めました!
DIYとは…?ですよね。
そう「Do It Yourself」!!「自身でやる」です。
今回はいつもお世話になっている外部スタッフさんの手を借りずに、自分たちで作り上げる公演となっております。
正直どうなるか、まだ予想がつかないですが、劇団員一同頑張って参ります!

さて。本日は稽古初日でした。キャストが発表され、読み合わせです。
今回の舞台は法廷。慣れない用語が沢山有り、みんな四苦八苦しておりました。普段のCANプロとはまた違った空気感の作品なので、どう作られていくか楽しみです。
皆さんも、是非楽しみにしてくださいね^ ^
よろしくお願い致します!