DIY公演vol.3「リンゴトナイフ」

制作BY元山留美子

こんにちは、今回は裏方の元山留美子です。

社会の流れとして、倫理観や道徳観、社内規範がどんどん平たくなってきている気がします。創造の世界に身を置くものとしては、かなりの危機感を感じます。(もちろん一方では良いこともたくさんあるとは思いますが。)もともと「芝居」は反社会的な活動であり(ここでいう反社会的とは現代の流行りに乗らないという意味で使います)、その根底を気質として持っている「芝居」のはずなのに…、現場の人間までも、平たい傾向にあるのは大問題です。上手い下手の前に、やらなければ、持たなければならないことがあるはず。
世の中は、コトバでは説明できない思いに溢れています。だからこそ、その思いを汲み取るための感性を磨くこと、表現するための能力を高めること、これはゆずれないのです。

会場でお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

 

通し稽古BY堀田志穂

こんにちは。堀田です。

ラグビーロスも治りつつある今日この頃。この時期は自身の誕生日も近いのですが、何故かここ数年忘れてしまう。まぁ、めでたくもないので良いのですが…。毎年、その日に必ず母に電話します。「産んでくれて、ありがとう」と。

家族ってなんだろう?
こんな当たり前と思っていることが、時々大きく疑問となって現れる。考えても新しい発見なんてそうそうないけど、家族の食卓、家族の団欒、こんな普通のことが普通でなくなったら…。やはり恐ろしく感じる。いろんな家族像はあるけれど、このお芝居でのこの家族を皆さんはどう感じ取るでしょうか。良い意味でも悪い意味でも、一つの「家族」を伝えられたらと思ってます!

本番まであと少し!
皆さん、楽しみにしていてください!!

通し稽古BY国米貴代美

雨の日が多くかなり冷え込んできて、風邪を引いている人をよく見かける気がします。
皆様体調はいかがでしょうか?
私は健康だけがとりえですが、油断をすると危険な季節ですね。

衣装や髪型も決まり、先日初めて通し稽古もしました。
通してみて分かることが、沢山ありますね。

緊張感があり、家族について考えさせられる、深い作品です!
本番初日まであと少しになりました!

今回の劇場は東西線 早稲田駅のスタジオCANです。
劇場にて、お会いできますのを楽しみに稽古に励んでおります。

 

立ち稽古終盤BY末冨広行

稽古の最中、背中に走る寒気・・・霊の気配? いえ、いつの間にかそんな寒気を感じる季節になっていたんですね。

改めてまして、末冨です。再び客演で声をかけて頂き嬉しく思います。

「家族」と言われて思い浮かべるのは、食卓を家族全員が囲んで食事をしている風景。親が共働きで鍵っ子だった自分にとっての理想の家族像です。
今回の作品はそんな「家族」の物語。
皆さんはどんな家族をイメージして来場されるでしょうか。そして、この作品の家族は皆さんの目にどう映るでしょうか。

もう11月も目前。
日々奮闘しながら皆さんのご来場をお待ちしております。

制作BY河野志保子

とうとうTwitterに手を出す。

事の始まりは「もっと劇団を広く知って頂くのに、置きチラシやインターネット掲示板以外に何か無いものか」と言ったところから。
知ったかぶってTwitterなんてどうでしょう? と言ってしまった「言い出しっぺ」、つまり私が担当する事になりましたとさ。
SNSはmixi以来、しかも3日で挫折という実績を誇りますが頑張ります!
まずはネットで調べてアカウントなる物は自力で取得。しかしその後がサッパリ。フォロー? リツイート? 何それ美味しい?
劇団のメンバー達が優しく、言葉を尽くすも相手は……、う~ん…なかなか伝わらない。
メンバー達の不安と憐みの混ざったような表情が忘れられません。

取り敢えず10月14日(月)から始めます。アカウント名は「劇団CANプロ@11月15日〜リンゴトナイフ」。皆さまフォロー(言ってみたかった!)宜しくお願いします。あ、あくまでも「リンゴトナイフ」の宣伝のためのTwitterですからね! 公演の方をどうぞ宜しくお願いします。

 

制作BY岩元絵美

こんにちは。岩元絵美です。

DIY第3弾は、たった3人の濃いお芝居です。客演の末冨さんは、今回3回目。快く引き受けてくださり、感謝の気持ちが止まりません!

こちらの作品、実は20年ほど前に書かれたものなのですが、私の中ではすごく現代ぽくて…。現代の家族の闇が色濃く出ていて、とても時代にマッチしているように思うのです。
これを20年前、しかも作家が高校生の時に書いたというから驚きです!
どんな作品かは、来ていただいてからのお楽しみです^ ^

さて。稽古も着々と進み、道具類も少しずつ揃い始めました。

パワーアップしたアトリエ公演を是非楽しみにしていてください!

立ち稽古BY堀田志穂

みなさん、こんにちは堀田です。

さて今回は「家族」のお話。家族にも色々な形があるんだと改めて思いました。共感できることや理解不能なことと様々です。「ん?」と思うことの方が多く自分が思い描いていたものと程遠かったりして…。
多分、理解できれば簡単なことかもしれません。

でも、一番は楽しむこと! 何をやるのでも同じで楽しむこと! それを忘れちゃ何も始まらない!
今、目の前にある「家族」と向き合うことで、一つでも多くのことを皆さまに伝えられたらと思います。

まだまだやることは沢山です。
皆さま、是非劇場へ足を運んでいただければ幸いです。

 

本読みBY国米貴代美

だいぶ過ごしやすい気候になってきましたね。朝晩は寒いくらいです。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お気をつけ下さい。

ちょうど読み稽古が終わりました。

台本をもらって読んでみて、謎が多く、どうしてそうなるのか読みとくのに時間がかかりました。
不思議な家族で、私には理解するのが難しかったけど、稽古が進むにつれ、だんだんわかってきました。
苦戦しながらも、読み稽古はなんとか進んで行きました。
毎公演、自分の無力さを痛感します。

今回もとても面白い作品です!
お客様に作品の伝えたいメッセージが伝わるよう、稽古にはげんでいます。
いよいよ立ち稽古に入ります!! 楽しみです!

今回は早稲田のアトリエ公演です。
劇場にてお待ちしております。

顔合わせ&キャスティングBY滝沢美音


こんにちは。滝沢です。
顔合わせ&キャスティングが無事終了し、台本を読みながらいろいろな思いを馳せています。

まだ読み込めていなくてわからないことがたくさんあるのですが、作品自体に大きな闇があって、生活感があるのに、どことなく心許なくて空虚な気持ちになります。これから稽古を経て、非日常のような掴みどころのないこの作品がどういう形を成していくのでしょうか。
まだ本番は先ですが、ひとつひとつ丁寧に拾い上げて創っていきたいです。

前回に引き続き、今回も早稲田のスタジオでの公演です。お楽しみに!