DIY公演vol.2「魔女の夜」「神様がくれた贈り物」

最終稽古BY元山留美子

こんにちは、元山留美子です。
台本をいただいてから、アッという間に今日という日が来てしまいました。今日というのは、稽古場日記を書く日のことです。担当する時期がだいたい稽古終盤のため、本番間近という感覚をこの瞬間に再認識します。ドキドキ(笑)
ドキドキといえば、後輩達のことでしょうか。できることなら自分の心配だけをしたいのですが…。でもそれは無理なことかもしれないですね。集団で活動するということは、他を感じずにはいられません。それが醍醐味であり、また私自身の成長のためでもあります。

内向的な性格である私がこうして他と関わり、それもかなり深い関わりを維持できているのは、たった一つの「芝居」という命綱があるからです。芝居とは私にとって怪物のような存在です。毎回姿形を変え立ちはだかり、出してくる秘密兵器も違う。太刀打ちしようとも、頭脳だけではとても勝てる相手ではなく、こちらが一瞬でも隙を見せようものなら、たちまちやられてしまいます。この武器なら絶対勝てるというものは無く、勝つために必要なのはその瞬間の強い心のみなのです。芝居という怪物は、間近に迫っています。

令和という新しい年が始まり、「私自身も何か新しいことを」と思うのですが、相も変わらず芝居と泥臭い格闘をし続けています(笑) またそれを幸せにも感じています。そんな泥臭い格闘、楽しんで観ていただけたなら幸いです。劇場でお待ちしております。

 

立ち稽古③BY堀田志穂

今、史上最強に部屋が散らかっている堀田志穂です。どこから手を付けていいのやら…。
少しずつ片付けてまた散らかりの繰り返しで、無限ループに入り込んでいる気がしてなりません(汗) 事が済んだら断捨離する予定ではありますが、早くスッキリしたいものです。

まぁ、それはさておいて。本番まであと少し、今回は2本立てです! 前に2本立てをやった事がありますが、15年ぶりという事で何か新鮮な感じで、自分が出ていない方のお芝居の稽古を観るのはとても刺激になります。
人間の心理というものはとても単純だけど深い。普段生活している中で喜怒哀楽があって葛藤があって、それを自分じゃない役で表現するのは今までの経験の中で培われてきたものがあってこそだと思います。

5月15日(水)が初日です! 皆さま是非劇場へ足を運んでいただけたら幸いです!

立ち稽古②BY笹森聖乃

今年に入って元旦からインフルエンザにかかり、花粉症が重症化、最近なんだか腰もちょっと痛い、笹森聖乃です。
私は神様は都合のいい時しか信じないのですが(笑)、こう嫌なことが立て続けに起こると、やっぱり神様って本当にいるのかも? と思ってしまいます。

そんな不運続きのなか、いよいよ稽古が始まりました! 不運だらけで嘆いている場合ではないので切り替えて日々稽古に勤しんでいます。
今回は短編2本立てなので稽古も交互に行っています。自分の出番ではない時、稽古を客観的に見ることが出来るのでとても勉強になります。「観ている時も稽古」というのは本当なんだなと改めて実感します。
この2つの作品はどちらも雰囲気が全く違うのですが、稽古を観ていると実はちょっと共通したテーマがあるのではないか? と思い始めています。そういう発見をすると台本を読む楽しみが倍増しますね!

今回は2回目のDIY公演。普段自分たちが使っている稽古場を劇場として使うのは良いところもあり悪いところもあります。1回目のDIY公演での反省点や改善すべき点を生かして、来てくださる方にとって更により良い環境を創っていきたいです。

5月に劇場でお待ちしています!

 

制作BY河野志保子


手のガサガサが治らない河野です。ストッキングなんて触っただけで伝線します。はかないけど。
どなたか良い改善方法ご存知でしたら教えてください。

さて、本日の稽古はビデオ鑑賞の時間が設けられました。(Hなヤツじゃないっす)
昭和の喜劇です。フランキー堺、ミヤコ蝶々、森田健作(現在は千葉県知事!)他錚々たる顔ぶれ。
これだけでニヤニヤが止まりません。終盤のフランキー堺の大暴走とそれに絡んでいく藤村有弘と倍賞千恵子のシーンは秀逸でした。
我々の春公演でコテコテの喜劇をやるわけではありませんが、昭和を沸かせ、平成から新元号へ変わろうと言うこの時代においてもなお色褪せる事無く楽しませる事ができるこの作品に学ぶべきところが沢山ありました。
稽古を通して生かしていきたいと思います。

劇団CANプロ 令和元年一発目の公演(お得な2本立て!)乞うご期待!

 

立ち稽古BY国米貴代美

お久しぶりです。花粉症の国米貴代美です。
花粉が今年も沢山飛んでますね。スギ花粉は4月上旬まで、ヒノキは4月中旬までなので、あともう少しの辛抱です。

そんな中、いよいよ立ち稽古に入りました。
まずセットが決まります。台本を読みながら自分で想像していたものと違う所もありましたが、何故そうなるのか考え納得しました。
全てが凄く計算され、考えられています。
小道具はまだ仮の物を使っていますが、どんな物になるのか、今から楽しみです。

読み稽古はもちろん動きを想定してやっていますが、実際に立って動いてみると発見の連続です。
動いたほうが衝動がとりやすく、言いやすいセリフもあり、立ってみて「こうゆうことなのか」と発見する所もあります。立ち稽古は毎回発見の連続です。
そして、まだ数回しか立ち稽古をやっていませんが、自分の想像より、どんどん面白い作品になっていっています。
最終的にどうなるのか、演じている自分も楽しみです。
今回は短編の2本立てで、自分が出て無い作品の稽古の時は見ているのですが、どちらの作品も違った面白さがあります。

新元号がついに発表されましたね!
新しい時代になり、ますます成長していきたいです。
5月の長期ゴールデンウィークの後に公演が有ります。
多忙なお仕事の合間に、笑って楽しんで元気になっていただける様に、面白い作品にします。
今回は早稲田のアトリエ公演です。劇場にてお待ちしております。

国米貴代美

 

読み合わせBY滝沢美音

こんにちは、滝沢です。
皆さんは花粉症ですか? わたしはスギ以外にもアレルギー反応の出る玄人レベルの花粉症患者であります。これから6月くらいまでと秋口と、12月、一年通して花粉症に悩まされております。
とはいえ、大量にスギ花粉の飛び交うこの時期が一番きついです。桜も素敵ですが、花粉の時期が早く終わらないかなあと心待ちにしております。

今回は短編二本立て。二つの作品をやるということはセット含め小道具やら音響やらその他諸々二つ分になってさぞや大変……と思いきや、実際やりはじめると、あれいつもと変わらない?(本当かしら?)
どちらも短編なので、二幕の作品をやっている感じです。
……こんなこと言っていると稽古後半でヒーヒー言うことになりそうですけど(*﹏*;)

「神様がくれた贈り物」 はあらすじを言うとネタバレしてしまいそうなので言えませんが、コメディです。とはいえ、まだまだ掴めなくて序盤から苦戦しております。わりと練習中泣きそうです。そんな状態から早く脱却して、楽しんでもらえる作品にしたいです!

もう一つの「魔女の夜」 は初めて読んだときにとても惹き込まれました。登場人物二人の関係性と構成がとても面白い。台本読んで、真剣に稽古をみています。
そうすると、よし…自分の稽古頑張るぞ! とか、もっと裏のお仕事も頑張るぞ! とか頭を切換えて取り組めます。
全く毛色の違うに作品なので、良い意味で影響しあっていいものを創りたいなと思います。

もう少し先になりますが、5月のDIY公演、どうぞお楽しみに!

 

キャスティング・顔合わせBY岩元絵美

こんにちは。岩元絵美です。
劇団員の半数が花粉にやられていた3月某日。
5月に行うDIY公演Vol.2が始動しました!

今回は、短編2本立て。
私はその中の一本を書かせていただきました。あーでもない、こーでもないと演出と話をし、改稿をしてできたこの作品。顔合わせの本日、命が吹き込まれました。
イメージに近い人もいれば、こうなるのか! という人も。これから、どう造られていくのかが、とても楽しみです!

そしてもう一本は「まほろば」に引き続き、蓬莱竜太さん。非常に面白い作品です!

毛色の違う2本ですが、なんとなく共通している部分があるように思います。
一度で二度美味しいこの公演。
是非、楽しみにしてください^ ^