Green公演vol.2「虹色の伝説」

「最終通し稽古」BY磯崎麻衣

皆様、初めまして、今公演の稽古場日記の占めを務めさせてもらうことになりました。
芹澤杏奈役の磯崎麻衣と言います!
今後ともどうぞ、よろしくお願いします♪

5月に入り、気温も上がり始め、暑い夏の季節もいよいよ到来ですね。
それと同時に、稽古場の温度も初日に向けて、現在も上昇中です!
入団から今日まで3ヶ月間を振り替えると、色々な経験をし、学べる期間となりました。

例えば、舞台衣装から小道具等の゛選ぶ行為゛が、どれだけ大変重要な事なのか…自分が思っていた以上の衝撃を受けたのを覚えています。
しかし、その行為一つ一つが舞台に対する熱意と誠意であり、皆様に与える感動にも繋がるのだと思います。

今回、芹澤杏奈と言う役をやらせていただきますが、彼女は、純粋で真っ直ぐな人間で、自他共に厳しくも優しい、また、時には女の子らしさが垣間見える人物です。
私の初舞台には勿体ないくらい、素晴らしい役に出会えた事を嬉しく思います。

最後に。ここまで、稽古場日記を御閲覧いただき、ありがとうございました。
劇団員一同、感動と奇跡を皆様に与えられるよう精一杯努めさせていただきます。
それでは、劇場でお会いしましょう!

 

「第三回通し稽古」BY元山留美子

こんにちは、元山留美子です\(^o^)/

今回の芝居は北海道の架空の島が舞台となっています。
勉強として「北の国から」を1話から最後まで恥ずかしながら人生で初めて拝見しました。
イメージの北国とは程遠い現実がそこにあり、その地に「生き」「着く」ための人間の決して綺麗ではない部分までもがしっかりと描かれており、なんて誠意のある作り方なんだろうと感動しました。
それでも生きるんだという強い執念のようなものを感じました。

私達の芝居である「虹色の伝説」にも、生きていくという執念(綺麗事ではない)が根底になくては成立はしないと思っています。
役者メンバーが若ければ若いほど「死」の存在は遠いのかもしれないですね。
退廃的な中でこそ希望はより一層の価値を生むはずだと私は信じているのですが、なかなかその根底が現れない。
スタッフとして見守ることしかできない私としては、気持ちが焦るばかりです。

そして、スタッフとして客観的に稽古場にいると、自分の意識や目的や将来がクリアになっていきます。
一匙の砂さえ溢したくないという思いで稽古を見守ります。
スタッフだからといって向上しないのはおかしい。
強かにチャンスを狙っています!

そして、初々しさをなくしてしまった私には、Greenのみんなが可愛くて仕方ありません。
でも、お客様はそんなに甘くないぞ!
しっかりとそこに誠意を持って堂々と演じてほしいと思います!
色んな意味で、楽しんで頂けるはずです。
皆さま、ぜひ劇場へ遊びにいらしてくださいませ!

 

「第二回通し稽古」BY岩元絵美

こんにちは。脚本を書かせていただきました、磐城 春こと岩元絵美です。
今回で三作目となりました。皆さんにお見せする機会をいただけて幸せに思います。
今作は、小さな島が舞台です。
故郷を想う気持ち、大切な人を守りたいという気持ちが詰まった作品です。
キラッキラしてますよ(笑)

北海道が舞台ということで、「北の国から」を皆で廻して見ていました。
北海道については勿論ですが、田舎での暮らしが良く分かります。
それに併せて、「人ってこうだよな」とか「対立してる人たちの意見、どっちも分かるな」とか。
人間って……ということを非常に考えさせられました。実に面白いです。
倉本さんって、凄いんですね!!今更ですが……(笑)

そして改めて、私は人間ドラマが好きなんだなと思いました。
今回、芝居の中では、衝突して切磋琢磨して……。
そして稽古場でもキャストの皆、同じように衝突して切磋琢磨して……。

順調にはなかなかいかない稽古ですが、今日の通し稽古を見て、良いものになるなという確信めいた物を感じました。
まだ拙い部分は多々ありますが、一週間後素晴らしいものをお見せできるよう、一丸となって尽力したいと想います。
ぜひ、楽しみにしていてください(^^♪

 

「小道具制作」BY香月絢交

いよいよ来週から本番!
体力を使うたたき組も今ごろ頑張っているのだろうと思いながら、針をチクチク進めたり、小道具にペタペタ塗り付けたりしていました。

私、こうして何かを作る時間、凄く好きなんです。
まー最近でこそ楽しんでますが、入団した頃は自分達で作る事にかなり抵抗があり、驚いた事を覚えています。
そんな事を思い出しながら、作業していると、早替えの為の工夫や練習がはじまりました。
とても微笑ましい光景で、もちろん本人は必死なんですが、とても生き生きとしている姿が可愛くて!
そして、毎回素敵な舞台セットを見るとワクワクし、とても感激します。
みんなで作った物や舞台で使った物の中で思い出深い物って中々捨てられなくて、(≧∇≦)
家の中に飾って置いたり、大切にしまっていると、何も知らない友達は何故?
こんな物が家に置いてあるの?とよく言われます。

そりゃーわかっているんです。
でも、もう少し、もう少しとっておこうかなーと思ってしまうんです。
狭い家が今では大変な事になっております。
新たに入団したみなさん!お気を付け下さい!
お客様!家にある物、お譲りいたします!

香月絢交

 

「第一回通し稽古」BY柴田健一

皆様、大変ご無沙汰しております。柴田健一です。
春なのに夏日になったり気温の変化が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか。

今回の作品の舞台は北海道です!
北海道と言えば広大な自然を僕は思い浮かべます。
まさに今回の作品も「自然」が大きく関わってると勝手に思ってます。
暮らしが便利になり豊かになると、自然環境を疎かにしてしまう事があるとあります。
今作は「自然を疎かにするな」と訴えかけてるような気がします。

つい先日、通し稽古をしました。
通し稽古をすると本番までもう少し、あと僅かな稽古期間しか無いんだと感じます。
残り僅かな時間を、自分自身どう動いて有意義に使うか。
目の前の課題は依然、山積みです。

また今回はCANプロ初の、第七秘密基地という場所での公演です!
劇場でお待ちしております!

 

「立ち稽古③」BY国米貴代美

3月半ばに稽古が始まってからもう4月下旬ですね。
もう来月には本番です。
稽古をしていると時間が経つのが早くてあっとゆうまに5月です。

さて、5月といえば母の日ですが、私は今回ずっとやりたかった母親役を初めてやります。
好きな母親役の女優さんが何名かいまして、その方々をイメージしてやってみました。
今回私のやる羽柴弥生は明るくてふざけた事をする所が私の母親に少し似てます。
しかもうちの母親も食堂で働いてました。
そんな事を考えて役作りをしています。

今回は2回目のGreen公演で新人が2人入ります。
自分が劇団に入ったばかりの事や初舞台の事を思い出しました。
今その時から成長出来た事や、その時あったけど忘れてしまってる事、そしてこれからの事など色々考えました。
あと本当の劇団とは何なんだろう劇団員としての自分のいかたを今回の公演では考えさせられます。
色んな人がいて元々知り合いでもない人間が集まって一つのものを作るって面白いですね。

今、稽古場では衣裳や小道具や髪型など決めたりで忙しいです。
でも少しづつ出来上がってきて、完成はどうなるのか楽しみです。
もちろん芝居ももっともっと面白くなる可能性があるはずと思い。毎日稽古に励んでいます。
本番で最高のものが観せられるように頑張ります!
ぜひ第七秘密基地に観にいらして下さい!

 

「立ち稽古②」BY滝沢美音

もうすっかり春ですね!
稽古開始から一ヶ月が経ち、立ち稽古も中盤に差し掛かりつつあります。
稽古期間も半分ほどになり、今更ですけどとても焦っています。

みなさん北海道に行ったことがありますか?
北海道というと私は、イカとかウニとかアワビとかいくらとか、食べ物ばかり思い浮かびますが(笑)
今回そんな美味しい北海道が舞台です。

方言に手こずり、地方の芝居をやる難しさをひしひしと感じております…。
よく東京だと共通語、地元に帰ると地元の方言、と使い分けられる人がいますが凄いなあと思ってしまいます。
1年半ぶりの舞台、精一杯やり遂げます。
そして、新人二人を加え、また違った芝居をお見せできるかと思います。
ぜひ要町、第七秘密基地までお越しくださいませ!!

 

「制作②」BY岡島直子

4月も半ばに入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は生憎の雨模様、それでもスギ花粉はまだまだ飛散しているようで、外ではマスクとメガネが手放せない私です。

CANプロ二回目のGreen公演。
オリジナル脚本に、キャストの中には初舞台が二人。
まさに「Green」、若く新しい風を巻き起こしてくれそうです。
お互い刺激しあいながら面白いものにしていきたいと思います。

今回のタイトルは「虹色の伝説」ということで、そういえば虹っていつ見たのが最後だったっけ…と考えてみたら。
ここ10年くらい見た記憶がない(・_・;
目の前のことばかりにとらわれて、なかなか空を見上げることを忘れている気がします。
雨の日は気分も落ちてしまう私ですが、雨上がりを狙って空を見上げてみようかな。

それでは、劇場にてお待ちしております!
あ、劇場は要町の第七秘密基地です。
お間違えのないようにお願いします!m(_ _)m

 

「立ち稽古」BY星川宗

稽古場日記をごらんの皆さん、いつもありがとうございます。
風間颯太役の星川宗です。
日記を書くたびに過去の日記を見直します。
そのたびに一年があっという間で、どんどん過ぎていってるなぁと。

目的地に行くときはすごく時間がかかったけど、帰り道はそうでもない気がした。
そんな経験ありませんか?
それは人間の脳の構造的に、そう感じるようになっているらしいです。
すみません、詳しくはわかりませんが…(笑)

歳をとればとるほど、新しい経験というものが少なくなる。
すると、脳への刺激がなくなり、つねに帰り道状態。
もっと新しいことに積極的に取り組んで、充実した一年にしていきたいと思います。

立ち稽古に入り、どんどん物語が濃くなって行きます。
今回は特に、約二年ぶりの新人公演。
そして、Green公演vol.1より、もっともっと新鮮な気持ちになっています。
それはなぜか?
観に来て頂ければ、きっと感じ取ってもらえるはず。
4月だと言うのに寒くなったり暖かくなったり、体調管理にはくれぐれも気をつけないといけませんね。
そして劇場で皆さんにお会いできること、楽しみにしています!

 

「制作①」BY郁天杏子

稽古場から帰る途中、真新しいスーツ姿でスーツケースを転がす若い男女の集団に遭遇しました。
新入社員研修でしょうかね?
雨の日曜日にご苦労様です。<(_ _)>
少々緊張気味ではあるものの、皆様やる気漲るとても良い顔をされてました。

今日はじめて入ってきた新人の二人の稽古風景を見ていて、不意に自分が入団してからの自分を思い返しました。
入団したは良いけど、現実を突きつけられるにつれ、委縮したり内にこもったり、しまいには
「自分何でこんな所にいるんだろ」ぐらいまで凹んでみたり。

今日彼らに会って、自分にも入団当初は確かにやる気とか意気込みがあった事を思い出しました。
今でも土壷に嵌る事は多々ありますが、その都度初心を思い出しつつ、問題を一ずつクリア
し、成長して、良い作品を作っていきたいと思います。叱咤激励よろしくお願いします。

 

「荒立ち稽古」BY笹森聖乃

初めまして!今回公演から入団しました、笹森聖乃です。
入団してから早くも約一ヶ月経ちました!
私自身、初めての舞台。わからないことだらけで手探り状態ですが、とにかく今できることを精一杯やっています!

先日から荒立ち稽古に入り、稽古場はますます熱い雰囲気です。
少し動きをつけただけで、他の役との関係性や全体の形が見えてきて面白い!思う反面、やっぱり難しい…。
稽古をしてて思うのが、演技のことはもちろんですが、人としての生き方など色々考えさせられることが多いです。
落ち込むことばかりですが、だからこそ前向きに!
自分に負けないよう、色々吸収して少しでも良い物に近づけていきたいです。
この公演を通して、役者としても人としても成長できたら、と思っています!

本番まで、時間があるようで全然ないので少しも時間は無駄にしないように全力で!
みなさんにお会いできる日を楽しみにしています!

 

「読み稽古」BY竹内怜

おはようございます。
お久しぶりです。竹内怜です!
つい先日、大変ショックな出来事が発生しまして自分の心はかき乱されています。
それは、スマートフォンを落としてしまい画面にヒビが入ってしまった事です!!
やってしまった事のある方ならば、この喪失感が分かると思います!

しかも、ガラケーからスマートフォンに変えて最初の台で一年も経っていない所へのこの仕打ち!
自分の軽率さが悔しいです。ただ、操作には問題がないのが不幸中の幸いでした。
皆さんも、どうかこんなおバカな事にはお気をつけ下さい。

そんな事がありながら、今回のこの2回目のGreen公演の本番に向けて、ヒビ…日々稽古をしています!
前の公演から、少し時間があっての今公演は前回とは全然異なる物が出来ると思っています。
新たな風が、入ってきて自分も心機一転、気を引き締めて稽古に臨み前回を圧倒的に上回る物になると思います!
短いですが、この辺で失礼いたします。
お楽しみにしていて下さい!!

 

「キャスティング・顔合わせ」BY堀田志穂

こんにちは。今回はスタッフとして参加します、堀田志穂です。

いよいよ、Green公演Vol.2が始動しました。
久々に劇団に新しい風が吹き荒れる予感です!
日常では、暑かったり寒かったり不安定ですが稽古場は熱気が溢れていて、これから春に向かって桜が咲き始める東京ですが、稽古場にも沢山の蕾が花を咲かせようとしてます。
そんな花が満開になるように、裏方としてしっかりと仕事をしていきたいと思います!

待望のオリジナル作品☆
何か大切な事を思い起こさせる作品だと私は思っています。
なので、沢山のお客様に劇場に足を運んでもらえたら幸いです。