vol.21「弟帰る」
「最終通し稽古」BY元山留美子
こんにちは、元山留美子です。
私は、芝居で扱う「あたたかい家族」というテーマに、いつもどこかしら抵抗があります。
その抵抗は、本当は憧れの裏腹だとわかっているのですが……。
両親がそこに居てくれて、そこに住家があり、そこでは無意識の不安を持たずに暮らせること、そんな「家族」では無かったから、私はただ捻くれて(笑)いるだけなのですが。
家族全員で写っている写真がもし一枚でもあったなら、それを私はどんな気持ちで眺めるんだろう。
小さい時にふとそんなことを考えたものです。
人は常に温もりを求めているものなんですね。
だからこそ、世の中には「あたたかい物語」があふれている。
私は役者をやっていなかったら、そんな捻くれ者の自分にも気がつくことなく、ただ羨み生きていたと思います。
今回公演のテーマである「家族」に本当になれたなら、それは私の幸福です。
いえ、芝居は真実を作り出してこその価値。
ならば、その幸福はなんとしても手に入れなければ……。
優しさの中の悲しさ、怒りの中の愛情、たくさんの裏腹は、時として愛嬌たっぷりに私達の前に現れます。
それがクスクスとした笑いに繋がれば、そんな芝居を目指しております。
皆様ぜひ、ちらり銀座へお立ち寄り下さいませo(^-^)o
「立稽古終盤戦」BY堀田志穂
こんにちは、堀田志穂です。
最近は日が立つのが早く感じるようになり、カレンダーを見ると本番まで残りのわずかです。
今回は、CANプロではお馴染の家族もので、過去にも色んな家族を上演してきましたが、毎回考えさせられることが沢山あります。少しでも自分の過去とリンクすると思いに耽ることもしばしば…。良いことも悪いことも…。
稽古では、色んな人物の人間模様が交錯して物語が生まれています。その中で、自分がそこに存在する意味や価値を作り出していく。難しそうだけど実は単純なのかもしれません。うまくいかない事のほうが沢山あるかもしれませんが、そこはネガティブにならず、ポジティブに行きたいと思います!
暑かった夏が嘘みたいにめっきり寒くなった今日この頃ですが、心まで寒くならないよう体調管理をしていきたいと思います。
みなさん!是非劇場まで足を運んでいただけたら幸いです。
「たたき」BY星川宗
稽古場日記をご覧頂き、ありがとうございます。
このたび四度目となります、星川です。
今日は「たたき」という舞台セットを作る作業をしてきました。
激しい雨に見舞われたり澄み切った青空が広がったりと秋らしいこの頃でしたが、今日はちょっと風が強かったものの、雲ひとつない快晴で良かったです。
今回は家族ものなので舞台が日本家屋となっているのですが、木の板や棒が組み合わせって、本物の部屋さながらの姿になっていく工程はとても凄いと思います。
とはいっても、手先が不器用な自分はこの作業をするたびに「学校の技術家庭の時間、もっと真剣にやっておくんだった」と過去の学生時代を思い返します。今更ですが(笑)
あの頃は、おいおい、こんな既製品が溢れる時代に自分で作る必要ないんじゃないか。
などと思っていたこともありました。
しかし、自分達の手で作るからこそ想いがこめられ、その良さがあると今は思います。
素晴らしいものにできるよう、残りの期間を大切にしていきます。
人生、無駄になることなんて何にもない。
だからこそ、これから先起こることの一つ一つを、しっかりと受け止めていこう。
当日、皆々様にお会いできることを心より楽しみにしております!
「立ち稽古中盤戦③」BY岡島直子
加藤麻友役の岡島直子です。
日本家屋、そして季節は夏。
私が個人的に最も好きなシチュエーションです。
スイカでもあれば言うことなしです。
稽古を進めていく中で最近、「本当のこと」を正直に表現するのって、とても難しいと悪戦苦闘しています。
でも、実はとても単純なことだろうなとも考えます。
演技をするということはもちろん舞台という「虚構」の世界の中だけれど、その中で「本当のこと」をやることでしか、ズドンと胸に響くものは作れないのだろうと。
さて今年はCANプロ10周年。
10年間、一体どれだけ成長できたのだろう、と考えると目を背けたくなる失敗や後悔があまりにも多く、それはやはり好きな仕事をしているからこその喜びと、もどかしさ。
それでも支えて下さった方々のおかげで、今ここに立っているのだと思います。
家族って、家庭って、その数だけその形があって、繋がりがありますよね。
良いことばかりじゃないし、本音で暴言を吐くことだって多い。
それでもやっぱり味方でいてくれて、帰る場所でいてくれる。
この舞台の加藤家も、兄弟支えあって、兄と姉に見守られ導かれる次女、麻友ですが、少女らしく、純粋なまっすぐな気持ちで演じていきたいと思います。
劇場にてお会いできることを楽しみにしております。
ぜひ、ご覧ください。
「立ち稽古中盤戦①」BY竹内怜
お疲れ様です!!竹内怜です。
今、稽古は立ち稽古をやっています。
日々の何かはよく分からないですが、劇団に入った頃はポッチャリだった自分ですが今や、ややポッチャリのスマート化に成功しました。
そのおかげか、立ちの稽古での体の動かす感覚は以前より俊敏になった様に感じます。
地味に嬉しかったりします。
今回の作品は僕が立たせて貰った、前々回・前回の作品とは色の違った作品で僕としては、三回とも雰囲気の違った作品に出れるので楽しく稽古に参加してます!!
ですがやはり、経験が少ない事や自分の駄目な所で色々とうまくいかない事も有ります。
しかし、その経験によって前の自分よりも進めた自分になれる事はプラスである事は確かなので、踏ん張って更なる前進を心掛けて残りの稽古も本番も臨んで行こうと思います!!!
「立ち稽古中盤戦②」BY柴田健一
どうもこんにちは!柴田健一です!
ただいま稽古真っ只中です。
台本を離し実際に動いて見ると、そんな簡単に上手く行かない事に改めて気付かされます。
その瞬間その場所で、どういった衝動を受けて、どう思うのか?そこを突き詰めないと嘘になってしまう恐ろしさ。
もう本当にいろいろ考えます。
でも、こうやって自分が好きな事をさせて頂いてると言うのは有難いことだと思います!
公演まで残り一ヶ月。さらにもっと突き詰めて皆様に楽しんで頂けるものを目指し稽古に励んで行きたいと思っております!
ぜひ劇場へ観に来てください!
「制作③」BY岩元絵美
こんにちは。岩元絵美です。
今回もスタッフとして参戦させて頂いています。
私が稽古場でやらせていただいてるのは、主に小道具作り。
今は、チラシにも載っている茄子やきゅうりやズッキーニを作っています。
季節外れなお盆のお話ですが、そこはご愛嬌ということで。
10周年第二弾は、家族ものです。
私の周りには、CANプロの作る家族ものが好きだとおっしゃって下さる方が沢山いらっしゃるんです。
そんな方々のご期待に添えることの出来る、温かい作品になりそうな予感がしています。
是非楽しみにしていてください。
劇場でお待ちしています。
「制作②」BY小野原大輔
皆様、こんにちは。
今回の公演で10周年という事もあり、団員一同公演をいいものに出来るように毎日を臨んでおります。
役者が必死に臨む姿勢を見て、自分も改めて気合いを入れ直させられています。
10周年記念公演となりますが、今までよりも更により良いものをお見せ出来るようにしておりますので、お時間があるようでしたら是非ともご来場くださいませ。
「立ち稽古①」BY細尾康夫
稽古に入り、実際に動き、台本に書かれている事が3次元になって動き出す立ち稽古。
稽古期間の大半を費やす事になるんですが、いつも現実にぶち当たり四苦八苦する。
色々な事が具体的になるのですが、その分気付きがあり、足らない事が見え、そこに向かう為に必要な事を探す。
どんな仕事でもそうですが、そんな事を繰り返し、お客様の手元に商品が届いたり、僕たちであれば、感動が届いたりするんだなぁと思ったりしながら毎日を過ごしています。
そこに思いであり、誠意がないといい物は届かないという当たり前の事に気付かされる毎日です。
今、僕を支えているものって何だろうと考えるとやっぱりこの稽古場日記を見て下さる方々や、本番を観にきて下さる方々にいいものを観せたい、何か感じて頂きたいという思いです。
今回のお芝居も、更にお客様に満足頂けるものを提供したいと思っています。
皆様、是非是非、楽しみにしていて下さい。
「制作①」BY杉山久美子
立ち稽古に入りました。
いつも変わらない張り詰めた空気の中、キャストの一挙手一投足に全員の目が集中し、稽古が進んでいます。
今回はスタッフとして参加します。
以前から受け持っている仕事に加えて何かしら作業があり、毎日稽古の空気を壊さないよう自分の体を動かすのが一苦労です(^^ゞ
今回は10周年記念作品!
銀座みゆき館にて上演させて頂きます。
皆様のお越しを会場でお待ちしております。
お誘い合わせの上、是非ともご来場頂ければ嬉しいです!
「荒立ち稽古②」BY諏訪部龍太
皆様こんにちは!快晴だったので長袖一枚着て家を出たものの、一個目の信号を待ってる時には「上着羽織ってくればよかった・・・」と、もう後悔している諏訪部です。
肌寒くなりましたね。人恋しい季節です。
今回はCANプロお馴染みの日本家屋が舞台となっています。
新人の僕は畳の上での立ち回り方というのにまだ慣れてはいません。
もっとしっかりしなくてはいけませんね!
そして、やはりこれも毎回なのですが、台本を持ちながらとはいえ椅子から離れ稽古場に立つというのは緊張してしまいます。
稽古場の内装が変わるからということもあるのでしょうね・・・。
ですが、こういった新鮮な感覚をずっと感じ続けていけるようになりたいと思います!
本番まであと一カ月とちょっとです。これから益々冷え込みが激しくなっていくと思いますので、皆様は風邪などひかぬように気を付けてくださいね。
まったくもって、人恋しい季節です。
「荒立ち稽古①」BY国米貴代美
こんにちは、国米貴代美です。
やっと涼しくなり随分と過ごしやすい気候になって来ましたね。
でも今回の舞台はまだまだ暑いお盆の頃のお話しです。
私は今年、初めてキュウリとナスのお盆の飾り?を作りました。
足のバランスが難しくて片脚上げてる感じになってしまいました…。
稽古は荒立ちに入りました。
畳に大きい机、仏壇があって田舎の実家のような雰囲気です。
久しぶりに実家に帰りたくなりました!
加藤家は両親を亡くし、それでも悲壮感は全然なくて明るい感じです。
明るくあたたかい加藤家の雰囲気の舞台を観に来ていただく、皆様にもお伝え出来るように日々稽古に取り組んで行きたいです。
「稽古初日」BY香月絢交
久しぶりの舞台!
そして稽古初日の緊張感からなのか、なかなか寝付けなくて驚いてしまいました。(^_^;)
今日の稽古で、家族や人とのコミュニケーション、そして人の暖かさと繋がりを思い出しました。
一人暮らしになれている私は、家族や周りとのコミュニケーションが希薄になっていました。
そんな折、昨年の東日本大震災からの復興のために、家族はもちろん、周りの人達と支えあって前向きに行動している東北の人達と触れ合って実感した事がありました!
それは「何をするにも人の支えは大きい!」ということです。
私達の劇団を10年間支えてくださったお客様、スタッフの皆さんに心から感謝しながら今回の公演に力強く進んで行きたいと思います。(*^o^*)
「キャスティング・顔合わせ」BY滝沢美音
みなさまこんにちは!滝沢です。
9月も半ばに差し掛かっていますがまだまだ暑いですね。
そんななか、CANプロ第21回公演、本日始動しました。
今回のお話はあったかい家族ものの喜劇です。
出てくる登場人物たちはみんな個性が強いんですよ、ええ。
前回はシリアスなSFでしたから180°趣向が変わってとてもわくわくしてます。
キャスティングのときはいつもより一層緊張します。
なにせCANではこの日まで他の人の配役を知らされてないし、オリジナルの戯曲で、そしてはじめてみんなで合わせますから。
いままで自分一人の世界で台本を読んできたけれどそれが役者の間で共有されて作品が立ち上がるとやはり感慨深いです。
これからどんな作品になっていくのかなあ。
本番まであと2ヶ月ちょっと…この間に秋を通り越して冬のにおいがするようになるのが不思議ですね。
では、11月の公演までもうしばらくお待ちくださいませ。




















