[2016年2月卒業]
2011年6月。CANのスタジオの扉を初めて開けた日。その日からもう4年半が経ちました。光のように過ぎ去っていった気がします。
当初はまさか自分が卒業証書をいただくことなんてないと思っていました。毎年先生が笑顔で卒業生に渡していたのを見て、自分もいつかきっとなんて思うようになったのはいつの頃でしょうか。しかし実際手にすると、名誉なものを貰えた嬉しさ、そのレベルに達していないと感じる悔しさ、目標がひとつ消える寂しさなど様々な感情が入り混じり、複雑な気持ちになりました。
初めのころは演技のエの字も知らないまま勢いで入学してしまった私は、大変な苦労をしました。臆病で、声が小さくて、自分に自信のない私が、演技をすることによって少しずつでも変わってきたような気がします。
自分の今まで生きてきた世界では知り得ない物事や人物と触れることが、いかに楽しいかを知りました。自分の中に存在していた色んな感情や感覚を知りました。お芝居という世界を作り上げる、その楽しさを知りました。
それを教えてくれた先生に今、とても感謝しています。
先生の言葉はまるで魔法のようでした。
何度やっても出来なくて絶対にできないと思っていたことでも、先生ができないはずはないとおっしゃるだけで、その言葉を信じて諦めずにやろうと思うだけで不思議と出来てしまいました。
どんなにダメでも、それでも何とかしたいという気持ちでいれば、先生は決して諦めないし見捨てない。その確信があったからこそ、今まで頑張れました。先生からビシバシ感じる嘘いつわりのない芝居への情熱は、私のお尻を叩いてここまで連れてきてくれました。
私はアマチュアですが、演技をすることが単純に、とても楽しいです。
卒業証書をもらいましたが、今になってやっと「客に観せるためにお芝居をする」という感覚が分かり始めた気がしています。
どこまでいけるかは分かりませんが、もっともっとお芝居の楽しさ、奥深さを知るために、突き進めるだけ突き進んでいこうと思います。
永遠に続く巨大な階段を、一段一段よじ登る気持ちで。(0021)
私は会社で事務の仕事をしています。
毎日のデスクワークの中で、運動が苦手な私でも、楽しく体を動かせる場所はないか、と探していた時にこのスタジオCANを知り、体験レッスンを受けてみました。
ホームページ等にも載っていますがスタジオCANの良い所はなんといっても演技の基礎をしっかりと教えてくれるところです。
私自信、演技は全くの未経験だったので正直不安も大きかったです。ですがCANでは最初から演技をしろとは絶対に言われないのと、一対一なので自分に合ったペースでレッスンを進めて下さるので演技初心者の方や人前で話すのが苦手な方などでも楽しみながらレッスンを受けられるんじゃないかと思います!
さらに最初の頃に教わる発声や、アクセントなどは日常生活でも活用することができます。
私は会社の朝礼で社是やテキストを読む時など、正しい形でお腹から声を出すよう心がけたり、相手(朝礼ではほとんどの人が聞いてませんが)により明確に伝わるよう話してみたりして、CANで学んだことを少しずつ毎日の生活の中に取り入れるようにしています。
今はまだ入って間もないですが、今後本格的に演技をする日のため、基礎の部分をしっかり学び、かつ楽しさを忘れずレッスンを受けていきたいと思います!
出身地:東京都
サイズ:167cm
趣味:音楽を聴くこと
特徴:狭く深く