伊藤亮太(いとうりょうた)

[2010年2月卒業]
全カリキュラムを修了して、卒業という事で、この文章を書くにあたって今までのレッスンを思い返してみました。

やはり一番大きいのは『基礎の重要さ』です。
発声、話法、体の使い方…etc
今までのレッスンもそうだし、これから先も役者として生きていく限り、この事は絶対意識しなければならないと思っています。
そして、自分自身の研究も怠らないように。
自分という人間はどう見えているのか、客観的に自分を観察する必要もあります。
どんな仕事であれ、舞台に立つという事は常に人(お客さん)に見られているという事です。
人に見られているという感覚の中で、物事を分かりやすく伝えなければならない。声の響き方、体のキレイな見せ方。
これらはすべて基礎的な事ですが。一番大事な事は、この基礎だと思います。
そこから派生してセリフなどかあるのだと思っています。

CANでは、徹底的に、しっかりした基礎指導が受けられました。
そして、役者というのは、どう生きていかなければならないのか。教えられました。
まだまだ未熟な僕ですが、レッスンを通して、未知の自分を発見する喜びをかみしめながら、成長していきたいと思います。(0012)

20100328_1143717