在校生徒の声

私は表現力が乏しい!(他にもあるということは棚の上に置くことにして)そう思い立って自分探しの旅に出て、話し方講座・朗読・シナリオと歩いて来た末に辿り着いた場所がスタジオCANでした。

CANのすごいところは、アマチュアコースにもかかわらず、皆真剣に取り組んでいるところです。レッスンを受けている時の表情は、まさにプロ!他の人のレッスンを見ているだけで学ぶことは多く、一時も気を抜くことはできません。何より、先生が一人一人に本気で接してくれるので、レッスンを受ける側としても本気にならざるをえません。私も北島マヤさながら、レッスンにはげんでいます。
CANに入って1年半。私はまだ旅の到達地点が見えずにいます。でも、いずれ立つであろうその場所に胸を躍らせ、今は周りの景色を楽しみつつも着実に前に進んで行こうと思っています。

・出身地:千葉県
・サイズ:159cm
・趣味:テニス、写真
・特徴:個人主義

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以前から「パネルシアター」の活動を行っていて、「セリフがはっきり聞こえない」「活舌が悪い、何を言っているかわからない」と言われていました。作品の出来はさておいても、演じ方の方は改善できないだろうか。ネットで検索しCANのワークショップを受けさせていただき驚愕しました。発表会を目前にした授業は大変厳しく、見ているだけでドキドキオロオロし、プロをめざす人達の訓練はすごいと思いました。
が、入会させていただくことは悩みました。勤務時間の関係で遅刻するし、欠席も多く御迷惑をおかけする。何よりもまずついていけるのだろうか。
意を決し、アマチュアクラスに参加させていただきました。

ワークショップのイメージとは違い、先生の指導はとても丁寧でわかるように細かく教えていただきました。数か月やっただけなのに、お話の勉強会で「良い声がでているね。」と言われうれしかったです。見ること聞くこと教えていただくことが、みんな今まで知らなかった事でとても新鮮です。といっても、まだ何をやっているのかほとんどわからないのですが。私のような年でも、機会さえあって指導者に恵まれれば、学ぶことができると実感し感激です。また、全く違う仕事や世代の人達と一緒に授業を受け交流を持てることもとても魅力です。

夢は、CANで教えていただいた事を生かし、パネルシアターをもっと説得力を持って魅力的に演じることが出来る事。見てくれた人に、「けっこう面白かった。」とか、「一寸じんときたね。」とか思っていただける事。そして終了後仲間達と「やったー!うまく出来たー!」とおいしいビールを飲みあうことです。がんばりたいと思っています。

出身地:静岡市清水
趣味:パネルシアター。お話。占い。
好きなもの:漫画。ビール。

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母の体調のため、4年前30年続けた仕事を辞めました。
昨年、友人からメールが来ました。「スタジオCANの体験に来ないかと。」
彼女は前から演劇に造形が深く音楽も専門です。そして俳優になりたいという強い希望を持っています。
ホームページを見ると声優俳優養成所、え~私がそんなことできるわけないよ~
でも彼女は、何の理由もなく人を誘わないからドアをあけました。
仕事をしていた時、声を出し続けのどを痛めて声帯ポリープの手術を受けました。
私の発声が間違っていたのですが正しい発声法が分かりませんでした。
正しい発声を身につけたい、発声するための体作りをしたいと考えドアをあけました。

レッスンが始まりました。出来ることは一つもないと思って始めた私は、はじめから壁と言うより崖を登っている気分でした。
何ヶ月もかかってようやく力をぬくということが分かってきました。声はおなかが作るのだと。そして出ないはずの大きさの声、高さの声が出るようになりました。
本当にびっくりです。
「どんなに時間がかかっても正しい練習をすれば出来るようになる。」という先生の言葉は重いです。年齢が高くても、どんな困難な状況の人にも、その人に合う正しい解決方法を示すという先生の指導が次のドアをあけるのだと思います。

この年齢になって自分を見つめ自己を変えることは苦しいです。なかなか変わらない自分がいるからです。変わらない自分でいいという自分がいるからです。
でもかえることができる場所を見つけたことはすごく幸せだと思います。

私は、今学ぶということを学んでいます。
努力すれば、少しずつ道が開けること。簡単なようですがすごく難しいです。難しいけれど、本当の事。ここで学んだ事は本物だと思います。

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お笑いの舞台で活動をしている僕ですが、発声や演技などに自信が無く、それらを学べるところを探していたところ、スタジオCANを見つけました。
僕自身、役者になるつもりは無く、本業の糧になればと思いレッスンに通い始めました。

レッスンを受けてみて、まず自分がどれだけ何も知らずに舞台に立っていたかを知る事ができました。
演技の深みを知り、深みを知るたびに演技の魅力を感じました。
実際にここで学んだ事はお笑いの舞台でも生かしています。
お笑いに限らず芸能活動に携わる仕事をするならば演技力というのは絶対に欠かせないものだと思います。

入ってからも、やはり自分の演技が下手である事に悩まされます。
太ってる人がダイエットについて勉強する時と同様、演技について悩む僕はそれを学ぶ時の姿勢は必死です。嘘の無い努力をする事ができるようになりました。
演技が下手である事に気づいた時の不安や焦りが今の原動力となっています。
そしてこの悩みが解決される事は一生無く、よって僕にとっての一生の原動力になるでしょう。
まず辞めない事が一番大切なこの世界で、演技が下手という大切な原動力を持てた事を嬉しく思います。
常に演技について悩み、高みを目指していきたいと思います。

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