渡邊薫(わたなべかおる)

[2014年3月卒業]
こんにちは!スタジオCAN創設以来、卒業までの最長記録保持者の渡邊です。
そして恐らく、この記録が破られる事はないかと……。
ネガティブレジェンドなので続く皆様は決して更新してはならないのです。よろしくお願いします。
そんな晴れの日を迎えた私に対し、卒業の送辞では『やっと。』『飯田橋の生き残り。』『いつ卒業するつもりなんだ?』など散々な言われようです。
CANの中でも『飯田橋』のキーワードの意味がわからない人達がほとんどのようです。
それだけの時間が流れたと言う事です。

そして卒業という、今日のこの日を迎えるまでには私自身、多くの紆余曲折がありました。
色々な事情があり『半年お休みをください。』と言いました。それでも『ちゃんと戻ってこいよ。』言って送り出してくれました。
結局、半年という約束はどうしても守れなかったものの、10ヶ月後に戻って来た時、
『ちゃんと戻って来たんだな。』と言いながら、少し笑顔だったような気がしています。
その他、本当に色々な事がありました。
でも不思議と辞めたいと思ったことはありませんでした。
そしてようやく卒業証書を授かる事が出来ました。

先生は日頃、CANの卒業に然程の意味はないとおっしゃっています。
私自身、卒業証書を受け取るために自分の手を伸ばしながらも、本当に卒業の意味を拝受するに自分は足りているのかと思いながら先生へと向き合いました。
そして気がついたのです。卒業する意味は有る!
卒業を許された者だけが見ることが出来る物が、受け取る事が出来る物がそこには有るのです。
“それ”を受け取った時、不覚にもこみ上げる物が抑えられなくなりそうでした。
それは物でも形に残る物でもありませんでした。でも、確かに確実にそこに有るものでした。
そうして本当の意味でのスタートラインに立つことが出来たのかもしれません。
このスタートラインに立ち、晴れがましく思う気持ち、喜ばしいと思う気持ち、少し恐いと思う気持ちもあります。しかしながら改めておごらずに粛々と受け止めて、襟を正して新たな一歩を踏み出したいと思っています。

先生、先達の皆様。同じ時を過ごす皆様。そして全ての皆様に心から感謝しています。ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。(0019)

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